鬼平犯科帳シリーズⅨ 一本饂飩&闇の果て
鬼平犯科帳シリーズⅨ 一本饂飩&闇の果て
いよいよ最後の一巻となってしまった。
またいつか最初の一巻から観直そうと思う。
それまでしばしさらばじゃ鬼平殿!
第4話 一本饂飩 ☆☆☆☆
今度は男色の話し。(今度はとしたのは前回レズの話もあったため。)
木村忠吾は女好きだ。市中見回りのときでも町娘にちょっかいを出したりする。
そんな忠吾がかどわかされる。しかもある盗賊のお頭の「色子」にされる危機に...
おのれの趣味思考や意思とは正反対の状況に置かれる羽目と相成る。
後に救出された忠吾は平蔵にこう語る。
忠吾「刺し違えても操を守るつもりでした。」
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今回御崎(みさき?)の「あわび」が平蔵が特別に取り寄せた高級食材として登場する。
平蔵は、五鉄であわびのフルコースを食べるからお前も来ないかと門番と油を売っていた忠吾を誘う。しかし、忠吾もあわびにはちょっとばかりうるさく、そんじょそこらのあわびではダメで、なおかつ雄のあわびでないとダメと言う。
平蔵は御崎から取り寄せた特別の雄のあわびだと説明すると、忠吾は喜ぶ。しかし、その日、忠吾は終に五鉄に姿を見せなかった。平蔵たちは忠吾の身に異変が起こったことを知る。
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平蔵「(忠吾を)死なしたくねえ。」
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忠吾は監禁されながら平蔵の言葉を思い出す。
「困ったときは考えろ。何でもできるのが人間だ。」
良い言葉である。
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平蔵は今回の事件の発端となり、盗賊団捕縛に対する一応の手柄を立てた忠吾にために一席が用意してあるという。忠吾は下帯無しの下半身丸裸で助け出されただけで手柄を立てていないし、役宅内で男色の盗賊の頭の気を惹こうとしたなどとへんな噂が立っていると、ちょっと躊躇して、すねてみせて、遠慮する。
平蔵は、みんな面白がってからかっているだけだと諭す。そして忠吾が食べ損なった御崎のあわびを再び用意させたと話す。すると忠吾の眼の色が変わる。そして冒頭紹介の科白である。
「そうかそうか。さあ、あわびだ、あわびだ。」
平蔵「おめえの好きな雄あわびだ。」
<思わず噴き出してしまった。>
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<キャスト>
寺内武兵衛 (算法屋(会計士or税理士)、実は盗賊の頭、男色家) 石橋蓮司
与市(武兵衛の色子、実に気持ち悪い名演技。口の周りの髭剃り跡が青々としていてキモイ。)山西悼
馬平 丸岡奨司、元助 芝本正、 お静 酒井雅代、権次 山田蔵
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第5話 闇の果て
平蔵「ただ気に掛かるのはあの藤田彦七のことだ。ときには思いもよらぬ事をしてのけるものさ。人が善く、気の小さい男に限ってな。」
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(おりつの夢の中。おりつは、お弓が大刀を携えて自分を殺しにやってくる夢に幾度となくうなされる。二度目の夢のシーン。)
藤田「お前のせいだ。こんなことになってしまったのは、何もかもお前のせいだ。」
(おりつは、元夫の藤田と一人娘お弓に済まないことをしてしまったとの強い思いに囚われ、日々心休まることは無かったようだ。)
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藤田は終に一人でおりつを救出しようと決心し、渡辺八郎らの盗人宿に火を放つ。逃げ出してきたおりつに「こっちへ来い。」と呼ぶが、おりつは逆に「逃げて!」と叫び、燃え盛る火の中へ入っていく。藤田は追いかけようとするが渡辺八郎に斬られる。藤田の言動に不審を抱き尾行してきていた粂八が駆け寄り抱き上げるが、藤田は粂八の腕の中で息を引き取ってしまう。粂八は「もっと早く助けに行っておけば...」と後に悔やむ。
平蔵「藤田という男、あのまま生きていたとしても果たして妻や子を幸せにできるのか。どうだい粂?」
粂八「へい、それは...」
平蔵「これでいいのさ。世の中というものは。なあ、粂。」
<ぼてふり&売り声>
二八そば、ちょうちんや(珍しいちょうちん売り登場。竿の前後にちょうちんをぶら下げて歩き売り。「ちょうちん、ちょうちん」)
<キャスト>
藤田彦七 船越英一郎、
おりつ(藤田の前妻。男ができて藤田と娘お弓をおいて姿をくらました。) 野村真美、
渡辺八郎(盗賊。おりつを連れて逃げた男を殺害し、今はおりつを情婦としている。) 岡崎二郎、
吉兵衛(渡辺の一味。不動産屋、二八そば屋に姿を変え、藤田の弱みに付け込み盗みの片棒(引き込み役)を担がせる企みの繋ぎ役をする。) 樋浦勉、
おみね(藤田の後添え) 井上ユカリ、
お弓(藤田とおりつの間に生まれた娘) 池本愛彩
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