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2009年3月

週末、忙しかったことの備忘録_2009年3月最終週末

27日夜定期異動者の歓送迎会。鬼平犯科帳第Vシリーズ2話鑑賞。これについては追って投稿の予定。

28日午前4:00起床。足立区から群馬県太田市へドライブ6:00着。軽トラックを借りて原付バイクを載せ、一路神奈川県川崎市へ。10時30分発、15:30頃着。道が込んでいたのと踏切が多い経路だったことで大幅な時間超過。川崎市出発して太田市へ引き返す。16:00発、20:00着。国道17号が思いのほか混雑していた。この日から高速道路料金1000円ポッキリの減額サービスが始まったが、その影響もあったのか?荷下ろし済ませてトラック返却して、風呂に入って21:00。

ワールドカップサッカー予選、対バーレーン戦をTV鑑賞しながら、日本酒で晩酌。かみさんは職場の歓送迎会で夕飯の準備だけして不在。娘と二人で食事。マグロの刺身、赤魚の煮付け、タラの芽の天ぷら、松前浸け、数の子の煮付け、新玉ねぎとキュウリのサラダ、田舎から送ってきた阿蘇高菜の浅漬け、アサリのおみおつけ。純米酒が何故か辛い。超ハードスケジュールで疲れたか?やや喉から気管のあたりが乾いたようでひりひり感じる。先週初めの喉の風邪がぶり返したか?サッカー勝利。勝ち点3獲得で予選通過の可能性高まった。

K-1を観ようとTVチャンネルを変えるが、娘が違う番組を観るという。録画しているのでチャンネル権を譲った。晩酌を終えて、TV近くのコタツに移動。そのまま寝入る。

29日午前6:00起床。電気ポットで湯を沸かし、顔を洗って髪型を整える。かみさんと朝食。今日の予定を立てる。内祝いの品、娘の就職祝いの時計、高菜浸けのおすそ分け、買い物等々。娘の卒業アルバムと息子の成人式の写真を見る。高菜浸けのお礼の電話を九州の本宅と父に入れる。父からは娘の卒業祝いも届いていたがお礼を言うのを忘れた。9:50公民館へ向けて自宅を出る。10:00からH20年度の地区総会であった。出席者はまばらだった。今年は第4組11軒の隣組長である。4月1日からの任期であるが、4月4日までに矢抜神社の祭典費を集めないといけないので、総会終了直後から各戸を廻って集金した。4軒から未回収の結果だった。(この分はその日の夕方再度廻ったが、1件が外出したままで集められなかった。)帰宅して家内と軽い昼食を摂って買い物に出発。最初にクリーニング店、次いで太田イオンショッピングセンターへ。娘の腕時計を見て歩いたが結局決まらず。内祝いのお返しの商品券を買って、義妹の誕生祝いの品を捜した。結局クッキーの詰め合わせと3種の紅茶の詰め合わせとした。喜んでくれるか?今月は兄と妹も誕生日だった。携帯メールと電話だけとした。兄は教職で異動が決まったとの。自宅から自動車通勤するといっていた。定年までは残りわずかだ。妹は異動なし。

食料品を買って、帰りに最寄のクロネコヤマトで義妹へのプレゼントを発送。百均店に寄ってファスナー付きビニル袋を購入。

途中玄米30kgをコイン精米機で精米。直前に自転車で僕の順番に割り込むようにやってきたおばちゃんが「お先に済みませんでした。私は五分搗きだったから最初黒っぽいのが出ると思います。」と言ってきた。「いえどうも。こちらは量が多くて時間が掛かるから良かったですよ。」と応えた。本当は最初厚かましい人だと思っていたのだが、丁寧に挨拶されたのと、自転車で10kgほどを荷台に載せて来ていたのと、五分搗きというのと、待ってる間に元町役場後のしだれ桜が満開になっているのに気付いて眺めていたのと、いろいろあって気分も転換していた。確かに最初黒っぽい米が出てきた。精米と言えるのかどうか手に取ってみてみたが、自分の標準精米のものと混ざってしまい良く分からなかった。友人の一人は一時期玄米を食べていたが、通じが良くなるといっていた。ビタミン類も玄米の方が良く残るとも聞く。次は10kgほど五分搗きで精米してみようかと思った。

家への帰路車中からさっきのしだれ桜の花を家内と見学した。ほぼ満開であった。白っぽい花弁で可憐である。木の下には太平洋戦争戦没者の大きな石の忠魂碑が建てられている。元役場の建物があったところは一般ゴミの収集所になっていて、「忠魂碑を囲む公園の周囲環境としては乱雑過ぎる。」と僕としては問題意識を持っている場所である。しだれ桜の近くにはソメイヨシノもあったが「一分咲きかな。」と家内が言ったが、僕は開花したばかりだろうと思いながら「そうかな。」と賛同した。家のソメイヨシノはまだ一輪も開いていない。先週からの冷え込みで開花は遅れたようだ。しかしつぼみは確実に大きくなってきて淡い緑に包まれた桜色をその先端部に観ることができる。家の桜の木付近には何をしているのか分からないが日中たくさんのスズメたちが集っている。

帰宅して甥姪らにショートケーキとプリンのお土産と言うか内祝いの一部を渡す。次いで僕は隣組を廻って祭典費集金の続き。かみさんは高菜浸けをビニル袋に小分け。

小分けした高菜浸けのデリバリー開始。まず近所の叔父宅へ。毎年それを楽しみにしている叔母が出てきて喜んで受け取った。次は車で亡父の友人のAさん宅へ。お返しに市場に出荷している採り立てのレタスを貰った。このレタスは最高に美味い。何十年もの栽培ノウハウの成果だ。次いで伯母宅。一人で留守番だと言う。嫁は大学生の次男坊のアパートに泊まって来る予定だと言う。「鼠に引かれないように、用心して!」と言われていたらしく、厳重な戸締りであった。僕らを見るとほっとして大層喜んだ様子だった。引き止められたがこちらも用事の途中なのでさったとおいとましてきた。最期は新家(新宅)である。新宅はいくつかあるが、ここの家は新家と呼び特別である。亡祖母の妹に出してあげた新宅である。その亡祖母の長男が今の世帯主である。家の亡父の年上の従弟なのだが、亡父とは兄弟以上の付き合いだった。昨日トラックを借りた家でもある。訪ねると既に焼酎が大分廻っていた。トラック借用のお礼に高菜と孫3人用にお菓子を渡した。

帰宅するともう19:00を過ぎていた。すぐ夕食準備をしてもらい、食べ終わって入浴。かみさんはアイロン掛け。風呂から上がって、落語のCDの録音をして、着替えて、食料品や石鹸類の荷物の準備をして自宅を出る。単身赴任先アパートへ向けて夜のドライブだ。21:00を廻っていた。途中セルフガソリンスタンドで給油。利根川を渡る大橋で自分の分の高菜漬けを貰ってくるのを忘れたことに気付いたが、時刻も遅いので引き返さないことにした。23:30東京単身赴任アパート着。書類、作業着等の出勤準備をしてTVニュース等をうだうだ観ながら、暫くコタツで暖まる。瞼が重たくなってきたところでベッドに潜り込んだ。

今週末は門前仲町で花見の予定だ。カラオケの曲をまだ決めていない。そしてその翌日は自分の誕生日だ。

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鬼平犯科帳、暫く封印

来月は重要な予定がたくさんあり、種々準備も必要のため、向こう1カ月間鬼平犯科帳鑑賞を中断する。

なお、落語は引き続き鑑賞継続する。

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鬼平犯科帳シリーズⅤ_浅草・鳥越橋&隠し子

第10話 浅草・鳥越橋

男色についてを交えた点で異色のストーリー。平蔵によれば、「女子が男を慕うように男が男を慕うような」みたく表現される。平蔵の人を見抜く眼力というか推理力に驚く。

平蔵「いや、だがな。人の心というものは『ヤワタの藪知らず』、どこでどう繋がっているか?奥へ入れば入っただけ見当がつかねえ。全く訳の分からねえ代物(しろもん)じゃあねえか。なあ、おまさ。いやー、だからよ。俺はなあいつもおめえたちを有り難えと思っているんだい。こんな俺に命懸けで働いてくれるお前たちの心根をなぁ。」

粂八「長谷川様。」

おまさ 窓際に手摺りに寄りかかって腰掛けた平蔵の杯に白い二合徳利で酌をする。

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風穴の仁助 井上純一:おひろの亭主。瀬兵衛の寛大な計らいで仲間のおひろとできてしまったことを夫婦になることで許される。瀬兵衛の江戸での初仕事の仕込みのためにおひろと離れて暮らす。

おひろ 小林かおり:仁助の女房。身持ちが固い女であるが、定吉の謀略のために殺される。

笠山の瀬兵衛 中田浩二:ひとかどの盗賊の頭であるが、実直すぎるために定吉の話を鵜呑みにした仁助に、鳥越橋で会った際にいきなり匕首で腹を刺される。仁助が定吉に騙されて自分を恨んでいることを知らなかったために、刺されたことに戸惑いながらも仁助も道連れに絶命する。

押切の定七 平泉成:お頭の瀬兵衛の江戸での初仕事の計画を横取りしようとする。瀬兵衛の女癖が悪く、江戸に入ってきて早速おひろと乳繰り合っていたと嘘の話を仁助に語る。実は密かに仁助に思いを寄せていた。仁助の肩に手を置いたときの指の動きが尋常ではない。また、仁助の手に自分の手を重ねる仕草も普通の感じではない。平泉成の気色悪い演技が見物かもしれない。

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第11話 隠し子

平蔵の妹現る。平蔵によれば、眼が亡父を思わせ、煙草を吸うときの煙管を持つ仕草がまた亡父そっくりとの由。

かって平蔵宅で中間をしていた久助が火盗改方役宅を訪ねてくる。

平蔵「女房殿の前で昔の古傷を暴き立てなくても....」

久栄が笑いながら立ち去った後、久助は訪ねてきた用件を平蔵に尋ねられ、「隠し子」がいることを告げる。

平蔵「隠し子!俺のか?」

隠し子は亡父の子で、平蔵の妹になるとのことであった。久助は根津から池之端一帯を取り仕切る十手持ちの新井屋(彦十と付き合いがある)が、その平蔵の妹お園に言い寄ってきたことから心配になって、平蔵に相談しに来たのであった。

平蔵は自分が継母に苦しめられた過去を思い、亡父として隠し子とせざるを得なかった未だ見ぬ妹の不憫を思うのであった。

平蔵はさっそく根津権現近くの岡場所で居酒屋を営むお園を訪ねていく。

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平蔵は帰宅してそのことを久栄に告げる。

久栄「酒と煙草が好きな小姑と同じ屋敷で暮らすことは....(多分、嫌ですだったと思う)」

また珍しく訪ねてきていた辰蔵にも話す。

久栄(辰蔵に向かって)「父上の妹ですよ。美人の筈がありません!」

***********

お園 美保純、 久助 奥村公延、 新井屋松五郎 田口計

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丸沼高原スキー場

丸沼高原スキー場
丸沼高原スキー場
丸沼高原スキー場
20090320春分の日
雪はザラメ状だった。
家族連れで賑わってた。
スキー場までは道路に雪はなかった。
金精峠に向かう道はまだ閉鎖されている。
鱒の塩焼きなどもまだしばらくお預け。
芹、蕗の薹やウドはお土産屋で売られていた。

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打撃だ打撃だ打撃だ_WBCサンディエゴラウンド

サンディエゴのペトコパークで行われたWBC第2ラウンド1組勝者戦でまたもや韓国に敗れた。

1回立ち上がりのダルビッシュの制球が悪かったところで3点を取られた。結果的にこの1回の失点によってこの試合の勝敗は決まった。

しかし、昨日の昼休みのTVでの1回攻防のがこの試合の全てであったとは思いたくない。その時もまだ初回、とりあえず1点ずつ返していけば、逆転も十分にあると信じていたのである。

ダルビッシュは2回以降立ち直り、3点に止めたといえる。問題は守備以上に攻撃であろう。野球はやはり塁に出て、確実に進塁させ、得点に繋げないと勝てない。

韓国のピッチャーが良いのか、韓国バッテリーが日本選手を良く研究しているのか分からないが、日本チームの拙攻というのもあったのではないか。油断や不徹底は無かったか。

こういうことを根拠無く書くとお叱りを受けるかもしれないが、他の国のチームと比較して、侍ジャパンはチームとしての纏まり感にやや欠ける印象を受ける。大人しく行儀が良いベンチの様子だ(城島は退場を食らったが)。また、一流選手ばかりのせいか指揮系統が徹底できてないのではないか。今こそ監督のリーダーシップ発揮が求められるときだ。

連覇に向けてもう後は無い。全知全能でキューバと闘って欲しい。日本国民を元気付けるような一戦としてほしい。

そして当然韓国に雪辱し、本シリーズ中の全対戦の通算成績で勝ち越さなければいけない。

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鬼平犯科帳シリーズⅤ_犬神の権三郎&盗賊人相書

第8話 犬神の権三郎

雨引きの文五郎(すきま風の文五郎の異名を持つ。今は平蔵の密偵。) 目黒祐樹

犬神の権三郎 峰岸 徹、おしげ 土田早苗

評判の天ぷらそばを食いに立ち寄った佐嶋は、その店でこれまでに二度も取り逃がした犬神の権三郎を見掛けて首尾よくお縄にした。平蔵はその手柄を誉めるが、「二度あることは三度ある。注意しろ。」、「天ぷらそばを食い損ねたのは残念であった。」と語る。

火盗改方の牢に閉じ込めていた犬神の権三郎であったが、ぼや騒ぎが起きた隙に牢を破って逃亡してしまった。その行方を捜すために平蔵の密偵が全員召集される。これは初めてのことである。が、そこに文五郎だけが顔を出さなかった。

かって大阪の加賀屋に共働きで押し入った文五郎と権三郎だったが、権三郎は六百両のうちから三百両の上前を撥ねていた。文五郎は権三郎に盗賊としてのけじめをつけるチャンスを与えたのであるが....。

平蔵「文五郎が最期のとき、奴は一体何を言いたかったのか?」

佐嶋「お頭、たしか『けじめ』と聞かれたとか?」

平蔵「うん、そうだ。その通りだ。だが、一体、そのけじめとは何だ?犬神の権三郎が文五郎との共働きの上前を撥ねた。それが許せぬからといって、何故牢破りまでして権三郎を救い出し、その救い出した権三郎を己の手で裁こうとしたのだ?」

佐嶋「それはつまり、盗人の掟では?

平蔵「うむ。その掟を命懸けで貫こうとしたのは?いや、俺もなぁ、うまく言えねえがな、そいつは多分文五郎の洒落だったんじゃあねえのか?

佐嶋「洒落、でございますか?」

平蔵「うむ。奴はな、いや、文五郎という男は、権三郎のような奴が仲間に居ることが我慢できなかったんだ。いや、つまりな、文五郎にとって盗人というものは、もっとこう粋な洒落たものだったんじゃあねえのかー。」

(回想のようなシーン)

文五郎「長谷川様、違いますよ。そいつは買い被り過ぎだ。盗人なんてえものは、もっとどろどろした、小汚ねえ仕事ですよ。ふっふふふ、はははは....」

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第9話 盗賊人相書

石田竹仙 柄本明、およし 高橋貴代子、熊次郎 六車直政

急ぎ働きの盗賊が押し入った店で、およしだけが唯一生き残り、しかも盗賊の一人(熊次郎)の顔を見ていた。

およしはその盗賊の人相書き作成に情報提供することとなり、木村忠吾はおよしの護衛を兼ねた世話役を命じられた。

いつもの人相書きの絵師が不在のため、石田竹仙という肖像画等を手がけるという絵師が人相書き作成に呼ばれる。

およしと竹仙の共同作業は順調に進み、およしが見た盗賊の顔そっくりの下絵ができた。しかし、最終的に完成した人相書きは実際の盗賊と似ても似つかぬものだった。

平蔵はその顛末に対して不審を抱く。

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鬼平犯科帳シリーズⅣ_麻布一本松&さざ浪(なみ)伝兵衛

第16話 麻布一本松

コメディータッチの一編。木村忠吾が一人妄想に耽りのろける様は落語のばか旦那を見るようで面白い。

忠吾が木村平蔵と名乗る。

また、鬼平が剣客浪人市口又十郎に恋の指南をする。

平蔵「相惚れか。ガバと抱くことだな。」

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シリアスな台詞は次のものだけ。

平蔵「沢田。俺に恨みを持つ者はこの世にどれほどおるかの?

   悪を抛っておけば町人に恨まれ、悪を糺せば悪の恨みを買うか。

   はっはっはっは。よくよく因果な勤めよな。」

沢田「はっ。」

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市口又十郎 村田雄浩、お弓 水島かおり

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第17話 さざ浪伝兵衛

蟹蔵(伝兵衛に向かって)「お前はできるのか?

   お前は初めてやった殺しを忘れることができるのかって訊いてるんだ。」

  「うそだ。そんなはずはねぇ。

  初めての殺しは一生そいつに付きまとうもんだ。

  お前は神奈川の海の中で絞め殺したんだったな。

  今にその百姓が出てくるぜ。

  俺がやった婆あみてえにきっとお前の前にでてくるぜ。」

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さざ浪伝兵衛 又野誠治、砂堀の蟹蔵 織本順吉、

政吉 高良隆志:

政吉は伝兵衛に殺害され名刀を奪われた百姓の息子。父親の敵が誰か知らずに探し回っており、そのために蟹蔵と接触して、関所抜けを手伝いながら、父親が奪われた名刀から敵を探し出そうとしていた。蟹蔵と交流のある伝兵衛が父親を殺されていたことを知らないまま、蟹蔵の依頼を受けて伝兵衛の火盗改方からの逃亡の手助けをする。逃亡のために用意した小船を先に平蔵たちに奪われたことを知り、川に逃れてきた伝兵衛にそのことを伝えようとするが、伝兵衛は自分が殺した百姓の亡霊が現れたと錯覚する。

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野焼き

湯布院で野焼きで4人が死亡したとのニュースを見た。野焼き斜面の上の方で2名、下の方で2名が遺体で見つかったそうだ。

先週末NHKTV番組「新日本紀行ふたたび」の録画を見返していて、「阿蘇野焼きのころ」というのを鑑賞したばかりだったので、このニュースはたいへんショックだった。

最近は野焼きボランティアというのがあって、その人々の協力がなければ、在住の村人(本当は町民とか市民だろうが、野焼きの場合は村人と言った方がしっくりする)たちだけでは野焼きの実行は不可能とのことだ。

既に野焼きの慣習を止めた地区もあり、すすき野が荒れ始めた地域も多くなっているようだ。

阿蘇の野焼きは春の風物詩であり、昔からの人と自然との営みであって、貴重な文化でもある。

そのような慣習の中で今まで死者が出ることなど聞いたことがなかった。

慣れない人達だけが野火に巻き込まれ、逃げ場を無くしてしまったのだろうか?

野焼きの火は高さ5m程にもなるという。相当の距離と逃げ場が無いと身に危険が及ぶことは当然想定していたはずだ。風向きが急変したり、飛び火したりしたとしても、それらに対処できる準備や対策もできていただろうと思うのだが??

事故原因の究明が待たれると共に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りする。

なお、今後とも阿蘇山ろくにおける野焼きの慣習が無くなることなく継続されていくことを希望して止まない。

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自動車運転免許の更新

5年ぶりの運転免許証更新時期との連絡ハガキを受け取った。別の要件(母の緑内障治療の送迎運転)で休暇を取っていたのだが、その用事を済ます前の朝一番で手続をしてきた。

受付して受付カウンター前のベンチに他の更新者たちと腰掛けて待っていると名前を呼ばれた。呼ばれた所に行ったら、両手を前に突き出して結んで開いてをしろと言われた。次は一度足の屈伸をしてみてくれだった。それらが終わると視力検査だった。

続いて名前を呼ばれて今回の更新手続費用と安全協会費の支払いを行った。連絡通知ハガキと免許証と3600円を持って来いとのことだった。が、さらに安全協会費約3000円、更新免許証の郵送受け取り手数料900円、と約8000円の出費だった。

平成19年に車を運転中に会社から掛かって来た電話に応答して話したところを白バイに検挙されたために、ブルー免許であり、一般ドライバーに分類されていたため、1時間の安全講習を受けた。来月になると新しい「IC免許証」なるものができるので受け取り期間中に受け取りに来いとのことだった。それだけのために平日にもう一日休暇を取るのももったいないので、郵送受け取りを希望した。IC免許証ということで、これまでの運転経歴等も免許証に記録されるようで、そのために4ケタ数字の暗証番号を登録した。第一希望と第二希望の二つの暗証番号を登録したが、何故二つ必要なのかの説明は特になかった。何故だ?

なお、ゴールド免許だと30分の講習で、即日免許交付とのこと。高齢者も即日交付だそうで、一般その他もその内に即日交付になるだろうとのいう説明だった。早くそのように取り計らって貰いたいものだ。

講習は勉強になった。近年の道路交通法の罰則の強化改正は凄いと感じた。刑事、行政、民事の罰則が引き上げられている。飲酒や酒気帯びによる交通事故では、単なる殺人傷害罪よりも重いものもある。交通事故で自分の一生を駄目にしてしまうことが十分考えられるので注意が必要だ。

かって、交通安全取締りは警察機構から切り離しても良いのではないかとの議論もあったと記憶しているが、斯様に道路交通法違反にも刑事罰が適用強化されてくると、切り離しの話は難しくなるかもしれない。しかしながら、大多数一般の社会生活ルールとしての交通ルールの遵守と、極少数の悪質な違法者とを常に同列に管理するという無理、無駄、ムラはいつか見直されるべきだろうと思う。とは言いながら、駐停車違反取締りの例に見るように、日本人はお上には弱いが、公務執行妨害とならない民間人の取締りにはストレートに反発し易い傾向がある。ここはもう少しは公権力の下にコントロールするしかないのだろうとも思う。昨今交通事故死亡者がかなり減ってきている点は評価されるべきだろう。

しかし、交通事故死者の定義に疑問も持った。それは事故発生後24時間以内の死亡者をカウントしているのである。別に事故後30日以内の死亡者数という統計データがあったので分かったのだが、こちらは上記24時間以内の死者数に比べると約2倍あると見た。そうすると、交通事故による事故後30日以内の死亡者数は発表統計数字の約3倍(約15,000人?)となる勘定ではないか!

それから「ドライバーの死角」ということにも留意するべきだと感じた。車の窓枠の構造にもよるが、確かに運転席から見えない箇所がかなりある。

それから、以下のことも新しいことだった。詳細は割愛する。

(1)自転車-①歩道通行の仕方の明確化、②13歳未満児童、幼児のヘルメット着用

(2)後部座席でのシートベルト着用の義務化

(3)免許証提示義務-拒否は公務執行妨害罪となる

(4)自動車運転免許証の区分変更:

  旧普通免許(貨物8トンまで)、大型免許、超大型免許

  新:普通免許(貨物4トンまで)、中型免許、大型免許

以下は、参考

続きを読む "自動車運転免許の更新"

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沈丁花七分咲き

沈丁花七分咲き
沈丁花七分咲き
日陰部分はまだ蕾ながら、香りは既に辺りに濃く漂っている。

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カルデロンさん一家事件に思う

自活能力の無い女子中学生だけを日本に残し、親子を引き裂いて、両親だけフィリピンに強制送還するとか、出頭してきた父親だけを強制収容しただとか、この事件のニュース報道を見るたびに、非人道的で、とても先進国とは思えないわが国の法律運用だといらだたしく感じている。

昨日の毎日新聞のコラム「余禄」は自分が言いたいことにさらに優れたコメントがプラスアルファされていてたいそう感じ入ったので紹介しておきたい。

また、今朝のTV番組では、「このような事件の解決に当たり、違法入国ではあってもその後の事情を考慮して人道的な処置を採るのが、今の国際的スタンダードになっている。」とコメンテーターが語っていた。

この国は政治、経済、そして司法までも人間や国民を第一優先に考えるべきことを忘れてしまったてのではないか。キムヒョンヒ元死刑囚が久しぶりにニュースになって、一人の人間が国家の謀略のために犠牲にされたことが再び報道されている。今の国の状況はそのような卑劣な国と五十歩百歩になりつつあるのではないか?国の各中枢機関において、それぞれのしっかりしたリーダーが現れることを願っている。

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余録:「大岡裁き」の公正と人情

 中国は前漢の黄霸(こうは)という太守の話だ。2人の女が幼子を自分の子と太守に訴え出た。黄霸が部下に子を抱かせて取り合いをさせると、一方はいきなり子をひったくろうとする。が、もう一人は悲しそうにするばかりだ▲あれ、大岡裁きではと思った方、その通りだ。以前も小欄でちょっとふれた中国の「棠陰比事(とういんひじ)」という書物がネタ元で、むろん子の痛がるのを恐れた母が勝訴する。旧約聖書にも似た話があるから、親子の情は万国同じことを示してもいる▲とりわけ公正さと人情をみごと両立させる「大岡裁き」をこよなく愛した日本人だ。ならば中学1年の長女を残し両親が帰国することになったフィリピン人のカルデロンさん一家にも、13年間重ねた日本での親子の暮らしを引き裂かないですむ手立てはないかと思わざるをえない▲むろん不法入国した両親を退去させるのを不当とはいえない。入国管理当局にすれば日本で育った長女のり子さんの残留を認め、両親に面会のための再入国も認める異例の措置こそ「大岡裁き」といいたかろう。不法滞在を防ぎ、他の退去者と公平を図らねばならぬ立場も分かる▲しかし在留許可を求める市議会の意見書や2万人署名が物語る通り、十数年間は善良な暮らしを重ねてきた一家である。不法入国に何の責任もない13歳の少女の「私の母国は日本。家族とも離れたくない」との思いを引き裂いては、後世に名裁決と語り伝えられるのは難しかろう▲昔も今も人の心の最も柔らかく傷つきやすいところでつながっている親と子である。どんな峻厳(しゅんげん)な法も制度も、すべてはそこから生まれた人間の営みであることを忘れてほしくない。

毎日新聞 2009年3月14日 0時02分

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鬼平犯科帳シリーズⅤ 土蜘蛛の金五郎、怨恨&蛙の長助

鬼平犯科帳シリーズⅤ 土蜘蛛の金五郎、怨恨&蛙の長助 (一巻に3話)

第1話 土蜘蛛の金五郎 ☆☆☆☆

小説を読んで印象に残っていた1話のドラマであった。池波正太郎の「悪いことをしながら、一方で善いことをする。」という人間哲学に基づく一話であり、見逃してはならない一編であろう。

ドラマのほうもまた面白い。特に平蔵の変装が見ものである。

めしや どんぶり屋 儲けなしで美味くて安い食事を提供している。酒は出さない。平蔵はその経営振りに不審を抱く。

岸井左馬之介 竜雷太(今回は代役)、

土蜘蛛の金五郎 遠藤太津朗、子之次 赤塚真人

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第2話 怨恨 ☆☆☆☆

平蔵、忠吾の教育的指導に策を誤り失敗する。

磯辺の万吉 速水亮、今里の源蔵 長門浩之、

杉井鎌之助 清水紘治、桑原の喜十 金田喜久夫

五郎蔵、おまさ 庭先に座って平蔵に話している。

平蔵「そうか。うさぎ(忠吾)がまだそんなことを申しておるのか。」

おまさ「此度の盗人仲間の噂を何処でいつ誰から仕込んだのか、全て書き出して届けよとのきついお達しで。」

五郎蔵「いや、私どもも決して苦情を申し上げているわけではございません。ただ、時と場合によってはお目こぼしを頂かないと、掴めるはずの盗人の動きも取りこぼすことにもなりかねません。

磯辺の万吉のことも、実は昔仲間のある男が、今働きの盗人から聞きこんだ話でございます。おつとめで大阪に向かう途中、その男のところに逗留したその盗人は去り際に二十両の金をそうっと布団の下に置いていったそうでございます。足を洗ったとはいえ、盗人なんてものはそんな風にして肩を寄せ合って暮らしているのでございます。

それがすべて表沙汰にされると耳に入るはずの噂も風が止んだようにばったりと消え失せるようなことにも成りかねません。」

平蔵「分かった。うさぎにはわしからそれとなく注意しておこう。」

(このとき、ふと平蔵の目にお茶請けに出された塩羊羹の二切れが目に入る。)

******************

同心部屋にて、同僚たちを前に大声で持論を展開している。

忠吾「俺がこの事件についてすべて責めを負うというのは、すなわち、俺がお頭になったということだ。しからば、お頭の手下たちは全てのネタ筋を俺に明かさねばならない。秘密があっちゃ仕事にならんのだよ。えー、そうじゃないか!?」

平蔵、しゃべっていた忠吾を遠くから手招きして別の部屋へ招き入れる。

平蔵「こいつはな到来物だが取っておけ。」

(言いながら、塩羊羹の一包みを忠吾に手渡す。)

忠吾「あー、塩羊羹ですか。」

平蔵「そうだ。下諏訪(?)名物の塩羊羹だ。」

忠吾「あー。拙者これ大好物です。まだ食べたことありませんが。」

平蔵「はっはっは。そうか。他言無用。他の者には内緒にしておけ。」

忠吾「は。それはもう心得ております。世の中喋って良いこと事と悪いことがあることぐらい、拙者、もう十分に。」

平蔵「そうだ。その通りだ。」

忠吾「は?」

平蔵「世の中訊いて良いことと悪いことがある。なあ、秘密は秘密のまま見てみぬ振りをすることも時には肝要だぞ。第一、世の中の全てのことを知り尽くしてしまったら、こいつはもう大層味気ないことだろうよ。なあ、忠吾。」

忠吾「は。」

平蔵「はっはっはっは。」

忠吾「はははははは。」

(平蔵を見送りながら)

忠吾「何だ、お頭は?一体何が言いたいんだ?うん???

ナレーション「実はこの男、何にも分かっていない。」

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第3話 蛙の長助 ☆☆☆

ナレーション「男には時として女には明かせぬ金を遣うことがあると、長谷川平蔵口先まで出掛かったが、やはり取り止めた。」

長助はある娘(あるいは実の娘か?)の育ての親の二十両の借金の証文の肩代わりに十七両を出してやったが、その後今井勘十郎たちの手に掛かって殺されてしまう。平蔵は、長助の代わりに足りなかった残りの三両を足してやったのであった。

久栄は、平蔵が長助の仕事を手伝って三両を手にしたことをお熊から聞いて知っていた。平蔵が自分に何も語らずに遣ってしまったことに腹を立てていたのである。

蛙の長助 米倉斉加年、お熊婆 五月晴子、今井勘十郎 長谷川明男、

三浦屋彦兵衛 玉川伊佐男

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鬼平犯科帳シリーズⅣ おとし穴&おしゃべり源八

鬼平犯科帳シリーズⅣ おとし穴&おしゃべり源八

第18話 おとし穴

火盗改方同心 佐々木新助 中村梅雀-お才と浮気を重ねていくうちに夜鴉一味の盗みの手助けをする羽目になる。火盗改方の夜回り計画を漏らす密告者になってしまう。

お才 山本みどり-夜鴉の勘兵衛の女房

文挟の友吉 小野武彦

新助は平蔵が自分がやっていることのすべてを見通していると思い込んでしまう。

こうなった上は夜鴉の勘兵衛と会って一人で片をつけようと図る。

平蔵は伊佐治を尾行させる。

しかし、夜鴉一味は先手を打って新助とお才を始末しようとする。

新助はお才を逃がそうと必死に闘う。そこに伊佐治も加勢に入るが多勢に無勢で新助とお才は殺されてしまう。伊佐治は大声で「人殺し!」と叫び、夜鴉一味を退散させる。

平蔵は「新助は死に急いだ。」と悔やんだ。

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第19話 おしゃべり源八

久保田源八 佐藤B作 天神谷の  一味の一人を尾行していて待ち伏せされて頭を殴られ気絶してしまう。その4ヶ月後木村忠吾に見掛けられ、火盗改方に復職するが、それまでの記憶を全て喪失しており、その後も回復することは無かった。

日妻の文造 椎谷建治

仁助 花上晃

酒井「どうした忠吾。くたびれ果てたか?」

忠吾「いやー、全くあのおしゃべりにはあきれました。もう、以前は心の臓がどうのこうのと青い顔をしてむっつりしておられたのに。まるで人が変わってしまわれたようです。」

酒井「仕方があるまい。その心の臓のことも忘れてしもうたのだから。病は気からと申すではないか。」

忠吾「はあ、そんなものでしょうか?」

酒井「そんなもんさ。人間なんてそんなものだ。」

忠吾「はぁ。」

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男のひな祭り

男のひな祭りは女雛も三人官女も無しの高砂に五人囃したちのようでオモローだけどやや寂しかったので、来年は別ネーミングでやることを祈念します。

その点次の花いっぱいの花見会は楽しみですね。

ところで、ひな祭り後に思いましたが、離職後の3K(経済、家庭、健康)の心得は大切でしょうが、優先順位の一番は家族と健康、次に経済でしょうか。(注:浦和会での3Kに注意の3Kは「会社を辞めたり、第2の人生や老後の人生には「先ず経済のK、次に孤独のK、最後に何より健康のK」に注意しましょう。」でしたね。訂正します。)

「ライムライト」でチャップリン演ずる老喜劇役者はバレリーナを励まして言います。
「人生は素晴らしい、人生を恐れるな。人生に必要なものは、勇気、夢、そしてサムマネー。」
Yes, life is wonderful, if you're not afraid of it. All it needs is courage,imagination,…
and little dough.
しかしチャップリンの真意は日本語訳と異なり「お金をあてにしてはいけない」と演じてるそうです。

「お金は生活の道具であって、目的ではない。」は森永卓郎の言葉ですが、これも名言だと思います。

お金が目的になると、減るのが怖くなって、一方、何を買いたいのか、何がしたいのかの使い途が分からなくそうです。
(そのような苦労も一度は経験してみたい気もしますが)

子宝を授かること、消化器機能と男性器機能の両立、ひな祭りだ花見だと集まってワイガヤやること等々、現在進行形で生きる今はつくづくしあわせだなーと感じました。

また次回、サムマネーでサムアルコールとサムタイムを!

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江戸一目図屏風

落語「昭和の名人」(決定版)CD付き<小学館>を購読している。

先日新聞記事で読んだが、随分人気があるようだ。

CDは音が良い。現在の第5巻までは話も解説本も内容が充実していて、お値段以上の価値があると思う。

先月居酒屋で友人のT氏が是非とも見せたい本があるといって鞄の中を捜したが結局「忘れてきた。」と言った本もまたこの冊子だったとのこと。

この冊子は実に面白く、興味深い。いろんな挿絵や写真もあって楽しいし、理解も深まる気がする。

特に第2巻五代目「古今亭志ん生」には、標題の江戸一目図と落語鑑賞の基礎知識「らくだす」が付いている。

この江戸一目図は見ていて飽きない。1809年鍬形惠斎作ということで、今からちょうど200年前の江戸の様子が描かれている。

いろんな落語の舞台でもあるし、加えて時代小説の場面にも繋がる。

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これまでの落語CD鑑賞は聴くばかりで、その他の関連情報は本を買って知識を得てきた。しかし、落語の演目の解説に偏った本が多かった。その後、江戸庶民の風俗や生活、地図などをポツリポツリと集めてきては眺めていたが、やや効率が悪いと感じていた。

その点、今回のシリーズ本は順次配本されるそれだけを読んでCDを聴いていればかなりの知識が得られる構成になっていると思う。

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恩師急逝

1月に41年ぶりになるだろうとお会いして話したばかりだった恩師が亡くなられた。81歳だった。悪性リンパ腫だったとのことで入院されてまもなくのことだったそうだ。

新聞の休刊日が重なり兄と父からその訃報を受けたのは昨日だった。既に葬儀は済まされていた。恩師の息子二人と同業の兄がその足で焼香に伺った。

恩師からの今年の年賀状に「帰省したら是非訪ねてきて欲しい」と、これまでなかった一文があった。1月末に母の見舞いに帰熊した折にお土産を持って訪問した。あいにく外出中であったため挨拶を言付けて帰宅したが、家に戻ったので来て欲しいと電話が入った。そこで息子の成人式の時の家族スナップを持参して再訪した。

久しぶりの再会で恩師からはいろんな思い出話を聞かされた。1年生のとき教室前のテラスに前頭部から倒れて入院したことが今以て最大の話題だ。監督責任を巡って僕の両親とかなり険悪な関係になったらしい。うちの両親とは同年代である。また、書き方や書道展のことや初めて聞かされる円周率回答のエピソードもあって、驚くやら少し恥ずかしいやらの思いを感じた。

別れ際にお年玉だと紙に包んだお金を手渡された。子どもも成人したような中年ですからと固辞したが、どうしても持って行けというのでそのまま頂戴した。群馬からお礼の品を贈った。すぐさま封書で手紙が送られてきた。お礼の言葉に続き家族写真を1枚貰って手元に置けばよかったとのことだった。

今度の日曜日に家族で記念写真を撮影することにしている。長女の大学卒業と就職、それに長男の成人の記念だ。実はこの写真を先生に送ろうと思っていたのだ。家族のスケジュールが合わず、3月にずれ込み遅くなってしまったことが悔やまれる。

昨日焼香に伺った兄によれば、最後の日々はいつも僕との再会のことを楽しそうに話しておられたとご家族が語ったとのことである。

父や家族と話しても何か運命的なことだったのだろうと言う。

いつか墓参して写真を届けたいと思う。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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必殺仕事人2009

先週末放送の第8話「一発勝負」で、八丁堀こと中村主水(藤田まこと)が"受け取りの吉蔵"こと嘉助に言った台詞が気になった。曰く、

「スリは三遍までは百叩きだが、四遍めは死罪だ。」

鬼平犯科帳の「市松小僧始末記」では「三遍目で打ち首」だったのだ。

江戸時代でも時期によって刑罰の軽重が変わったのだろうか。

朝日放送番組HPには以下のように解説されている。

ひとこと解説~江戸時代のスリ~
江戸時代のスリは、現代とは違い、一目でスリとわかる姿をしていたという。警戒されてもなおサイフをスリ取る。それだけの技とプライドを持っていたのである。しかも、江戸時代の刑罰では、スリは4回つかまると死罪となったため、まさに命賭けの商売でもあった。スリは江戸文化ならではの、粋な職人芸だったのだ。

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WBC東京ラウンド1位決定戦の負け

1対0でゲームセットになった瞬間、それまでのゲーム展開を通じて鬱積していた応援用潜在エネルギーの燃焼バーナーの種火は消え、全エネルギーは体内に封印された。

東京ドームで巻き起こったウェーブに参加できたファンは多少なりともエネルギー消費ができて羨ましい。

負けてしまったものはしょうがない。次のアメリカでの戦いに期待しよう。

TV観戦で思ったこと。

古田敦也の解説は素晴らしかった。4回表の三塁線適時打の可能性を言っていたのはこれぞプロ解説と感心した。村田は2回の三遊間への打球を好捕したファインプレーの印象が脳裏に残っていたか?TV画面では見えなかったが、球場では三塁ベースからやや離れ過ぎているように見えたのだろうか?岩隈が城島のリードに応じて連続して内角攻めしていた点を思うと内野の守備位置を柔軟に変更できなかった点は反省材料だろう。

4回裏の1死3塁の攻撃は拙かった。これも好調村田に積極策で打たせ、1塁ファウルフライになった点が悔やまれる。ここにも成功体験の落とし穴が見えるように思う。村田は大振りすぎたように思う。続く稲葉のバットは振れてなかったように思う。

左バッターを並べたが、結果は出なかった。また、左バッターはこのラウンドであまり当っていない選手が多いと思う。韓国の先発は左と分かっていたのだから、好調な右バッターを起用しても良かった。先のコールド勝ちでベンチの戦略の詰めが甘くなっていたのではないか。

イチローは最後にヒットを打って意地を見せたが、それまでの攻撃は少し淡白すぎると感じた。先発投手には球数を投げさせるようなじっくりした攻めもやって欲しかった。好球必打かもしれないが、ゲーム全体を通しての戦略からくる戦術もあろう。

バッティングに関してコーチ陣は大いに反省する必要がある。初めて対戦するピッチャーで握りや出所が捉え難かった等の新聞コメントがあったが、世界大会でそのような想定内のことに対応できなかったことを言い訳にするようでは困る。たとえば解説の古田はストレートを前で捉えるようにと言っていた。しかし多くのバッターは概して刺し込まれていたような印象だった。

守備は良かった。城島の二塁牽制やノーアウト2,3塁でのショートゴロ本殺と三塁タッチアウトは素晴らしかった。

悔やまれるのは4回の岩隈の先頭打者フォアボールである。その後も日本チームは四球が多かったが、投手陣には四球を出さない心構えが必要だ。韓国ピッチャーはコントロールが良かった。また短期決戦なのだから、最高のボールを全力で投げ込んで貰いたい。マウンドに立つ前に自分の身を捨てる覚悟をしてくるべきだ。

以上

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沈丁花咲き始める

沈丁花咲き始める

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鬼平犯科帳シリーズⅤ 市松小僧始末&消えた男(追加補足版)

長谷川平蔵 中村吉右衛門、ナレーター 中西 龍

第4話 市松小僧始末 ☆☆☆☆

おまゆ 長与千種 大柄の上に力持ち。剣の腕も立ち、時折火盗改方改め方役宅に出稽古に来ていた。酒井同心と互角の剣の腕。

市松小僧の又吉 春風亭小朝

又吉「人を好きになるのに訳なんていらねえよ。」

又吉「スリは三遍捕まると死罪。」

おまゆの父親はスリの男と一緒になって改心させるという娘に、百両を出すからそれで5年間夫婦をはり通せたら亭主としてみとめよう。それまでは親でもなければ子でもないという。

平蔵(酒井同心に)「(スリの再犯を犯さないという)超えられぬ坂を越えたかどうか見張れ。三度目は死罪。首を刎ねねばならぬ。」

酒井には又吉は困難な坂を九分九厘越えたかに見えた。

しかし、又吉は兄貴分であった仙之助(河原崎健三)の両手を小柄で突き通した髭の侍を見掛けた時に、その仇をとるために財布を掏り取ってしまった。

おまゆ「お願いでございます。今度限り、今度限りはお見逃しを!」

平蔵「なるほど、又吉はその侍を憎んでいたかも知れぬ。だがな、おまゆ。そいつは口実に過ぎぬ。押し殺していたスリの習い、スリたいスリたいとの思いがたまたまその侍を相手に選んだこと。一度禁を破ってしまえばその後はもう止まることを知らぬ。己の指の動くままだ。何故スリが一度やったらやめられねえか、そいつはスリになってみなきゃあ分からねえ。だがな、大本のところ、おそらく己の指先一つ、おのれの指一つで金持ちの鼻をあかし、世間をあざ笑う喜び、得も言われぬ誇らしさを味わいたいためだろう。こらぁなぁ、おまゆ、たとえどんな事情があるにもせよ、やっぱり病気だ。治らねえ病なんだよ。」

おまゆは平蔵の言葉を静かに重く受け止めた様子。

おまゆは、その直後に家にこっそり帰ってきた又吉を障子を開けて迎え入れるや否や床の上に投げつけて右腕を抑えておいて、自分の右手に持った鉈で又吉の右手の先に振り下ろした。右手指を切り落とされた又吉は激痛に叫び声を上げた。

おまゆ「長谷川様!」

平蔵「おまゆ、手当てをしてやれ。」

**********

平蔵(自分からの連絡(繋ぎ)を受けて駆けつけてきた酒井たち配下同心たちに向かって)「市松小僧は死んだ。」

おまゆは、平蔵の「スリは治らない病だ。」という言葉を真剣に受け止めながら、それでも何とか又吉を見逃してもらえないかと急ぎ様々に思いを巡らしたことが明らかだ。夫婦の情愛に基づき、自分が亭主を立ち直らせねばならないと一大決心をするのである。平蔵の言葉はある意味ではおまゆを追い込んだ。しかし、おまゆの取った夫婦愛に基づく行動は

平蔵の想定を越えたように見える

あるいは、平蔵は酒井に代わり自分が担当役を買って出たところから既にそれを想定していたとも思われる。しかし、そのシナリオを自ら指揮はできないと考えていた。最後の最後のおまゆを動かす荒療治に賭けたのであろう。

平蔵は「難しい坂を越えた」ことを客観的に示す状況を作り出すことで、誰もが見逃してやることを認めても良いと思えるようにしたのであろう。しかし、そのお目こぼしはすなわち死罪を免れさせることと同じである。中途半端な状況では説得力は無いのだ。

「又吉は指を無くしただけではない。そのことでスリの市松小僧は完全に死んだ。又吉として生まれ変わった後はもはやスリに戻ることは全くないのだ。」との主張が、最後の平蔵の科白に込められている。

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第5話 消えた男  ☆☆☆

高松繁太郎 渡辺裕之 元火盗改メ方同心-前長官堀帯刀の下での仕事に嫌気がさしていた。堀は全くやる気のない長官だった、とは佐嶋の言葉。高松はまじめで、律儀な性格の男。

お杉 斉藤林子、笹熊の勘三 佐藤仁哉、六兵衛:多々良純

**************

平蔵「だが、高松と言う男は潔い男よな。」

佐嶋「はい。」

平蔵「お百(甘酒屋の女将)に居所を知らせたのも恐らく勘三に討たれてやるつもりであったのであろう。

忠吾「しかし、勘三はあの浪人を道連れに返り討ちになったではありませんか。」

平蔵「いやー、そこのところが分からん。」

佐嶋「高松は稀な剣客。心とは別に体が動いたものと思われます。」

平蔵「あるいはな。まあ、そこのところは本人から聞こう。

お杉も高松も勘三も人間の業に真っ正直に立ち向かった。三つ巴の憐れな業にな。」

**************

過去の回想:高松は証言者お杉の身の安全確保のための費用として二、三十両を用立てて欲しいと佐嶋を通じて掘長官に上申したが、火盗改方としてそのような金は出せないとの返答を受けた。そこで、高松はお杉を連れて逃げることを決心。このことを佐嶋に手紙で報せ、佐嶋はその文面を今でも忘れられないで居たのであった。

お杉「こうなったらもう構いません。あたしのことなんか。知っていることは洗いざらいお話しいたします。」

高松「言わずとも良い。もう聞かなくても良いのだ。聞きたくも無い。あの馬鹿野郎。俺やお前の命懸けが分かってたまるか。」

「お杉、何故泣く?」

お杉「嬉しいんです。嬉しくって。」

**************

六兵衛「女と言う生き物は、どうしてこう男と男の間に割り込んできて、何もかも滅茶苦茶にしてしまうんだろうねぇ。お杉っていう女は気風(きっぷ)のいい女だって言ってたよ。なのに体の中には魔物が棲んで居る。勘三はそんなこと言ってたな。

その魔物に取り憑かれてしまったんだよ、勘三の奴は。八年だぜ。八年の間奴はお杉のことが忘れられないって。憐れでなんねぇ。」

**************

高松「この上はどのようなお裁きでも。」

平蔵「何気取ってやがんだよ。お前を罰するつもりは無い。元はと言えば前の盗賊改メ方にも非がある。この度は見逃してくれよう。」

*************

平蔵「ところで高松。お主、笹熊の勘三に討たれてやるつもりじゃなかったのか?甘酒野のお百に言付けを頼んだのはそのつもりであったのであろう?何故そんな気になった?」

高松「勘三はお杉に心底惚れておりました。私はいかに盗賊とはいえ、女房同様の女を奪ったんです。お杉が病で倒れた時、私はこれでやっと勘三に借りを返す時が来たと、何やら、何やらほっとしたのでございます。」

平蔵「いやー、その気持ち分からんではない。さ、さ、遣れ遣れ。」

佐嶋「だが、お主は勘三を返り討ちにした。何故だ。何故気が変わった?

高松「それは...」

平蔵「心とは別におぬしの鍛えた腕が自然に相手を倒した。そういうことなのか?」

高松「いいえ、それは断じて違います。佐嶋様、あの日佐嶋様にお会いしたからです。」

佐嶋「俺に会ったから?」

高松「はい。あの日、佐嶋様から長谷川様のお噂を伺っているうちに、何やら胸の中に熱い物が蘇ってまいりました。八年前に捨てた筈の火付盗賊改メ方の同心としての熱い思いと申しましょうか。私は佐嶋様が羨ましくなりました。せめてもう一度、もう一度どんな形でもいい、その方の下でお役に立つ働きがしたいと、そんな気持ちに駆られたのでございます。」

佐嶋「高松。」

高松「お笑い下さい。そんな思いになったとき、私は急に命が惜しくなりました。勘三はともかくとして、あんな山犬のような素浪人に斬られてなるものかと。そんな気持ちで後の事は何も覚えておりません。」

平蔵「では、佐嶋に会わなかったら勘三に討たれてやった。そう申すのか?」

高松「はい。恐らくは。それがお杉に対するせめてもの供養かと。」

平蔵「死んだ女にそれ程の」

高松「何事にも潔い女でございました。男らしい男のように潔い。なればこそ、私も潔く。」

佐嶋「あのお百という姉御も、同じようにお杉を誉めていたよ。」

高松「お百が?」

佐嶋「ああ」

高松「左様でございますか。」

平蔵「いや、さ、飲め飲め、遣れ遣れ。

だが、お主、果報者よなぁ。」

高松「は?」

平蔵「いや、それだけの女子はなかなかおるまいて。のう佐嶋?」

**************

この後、高松は密偵の一人として平蔵に仕えることになった。しかし、彦十、五郎蔵、おまさ、粂八、伊三次ら密偵たちとの宴でしたたかに酔ってしまった高松は、六兵衛が放ったと思われる刺客に命を奪われてしまった。

平蔵はお杉の墓の隣に高松の墓を建ててやり、永代供養をしてやった。

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鬼平犯科帳シリーズⅢ_雨隠れの鶴吉&網虫のお吉(追加補足版)

第9話 雨隠れの鶴吉

鶴吉を石原良純が演じる。最初からお仕舞いまで二枚目役で通す。現在の三枚目的キャラクターとギャップがあるために、若々しく新鮮に見えるが、反面どこか微妙に不似合いな印象を引きずりながら観てしまった。

女房お民役の早野ゆかりはやや姉さん女房風に見える。色っぽい入浴シーンがあるが、昔の風呂場の様式が見れて興味深い。

井関録之助(夏八木薫)のアグレッシブな性格が良く演じられていて、この遠慮しない人懐っこい人柄が、本ストーリーでの兇族団を成敗する重要な要素になるように構成されている。

鶴吉は大店に婿養子に入った主人が妾に産ませた子であり、本妻らの策謀と思われるが実母を毒殺され、その大店とともに本妻に頭が上がらない実父をも恨み、避けるようになっていた。鶴吉が子どものころ、録之助と平蔵が剣の修行をしていた高杉銀平道場の近くに居たことから、録之助とは顔見知りであった。

実母の墓参りに12年ぶりに大阪から江戸に帰ってきて墓参している鶴吉を奇遇にも録之助が目に留めて話し掛けることから、物語が展開し始める。

鶴吉夫婦は今は盗賊であった。最後に鶴吉は父親の店が兇族に狙われていることに気付き、自分の身分を録之助に明かして父親を助けて欲しいと頼む。

録之助はそのことを平蔵に話すのである。

平蔵の鶴吉に対するお裁きや如何に。録之助がただ酒を馳走になりながらもかっての銕っあんである平蔵さんに迫る。

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録之助は事件が解決したことを鶴吉夫婦に告げるため、既に江戸を離れて伊豆(伊東?)の温泉地で逗留しているはずの夫婦を追いかけてそこで追いつく。そこで録之助は鶴吉夫婦が水入らずで温泉に浸かっているところにあつかましくも裸でちん入して行く。全く相手のことはお構い無しの大胆さである。

お風呂とか温泉のシーンと言うのは、登場人物が裸であるために、無防備でほっとしたり、女優の入浴シーンであれば色っぽかったりする反面、悪い奴が傍に出てると途端に緊張感が高まるシーンでもある。そういった意味で、見ているものを画面に引き付ける効果を持っていると言える。そこで録之助は事件の顛末と平蔵のお裁きを告げるのである。

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第10話 網虫のお吉

網虫のお吉 風祭ゆき、同心黒沢勝之助 磯部勉、琴師歌村清三郎 佐原健二

お吉役の風祭ゆきが色っぽい。木村忠吾が一瞥しただけで、いい女だなと後をつけていってしまうほどであるが、この忠吾のスケベ心が本ストーリーを展開させていくから面白い。

網虫とは蜘蛛のことである。お吉に関わる男たちは皆蜘蛛の巣に掛かった虫たちのように命を吸い取られてしまうところから、そう呼ばれているのである。

しかし、おまさはかってお吉と一緒に仕事をしたことがあり、彼女を根っから悪い女とは思っていない。

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平蔵「黒沢も初手はお吉から久平の隠れ家を突き止めるつもりだったが、蜘蛛の糸に絡め取られやがって。ちぇっ、愚か者めが。」

蟷螂が女郎蜘蛛の網に掛かり絡め取られるシーンが映される。

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忠吾「お頭、なぜあのとき私をお止めになって黒沢を捕らえなかったのでございますか?相手(お吉)からあれほどの金品をむしり取っていた黒沢があおの浪人者に斬らり斃されては、お役に殉じたことになりその罪、咎も表に現れずに済むではありませんか。」

平蔵「だが、ああしてやることが黒沢に対するせめてもの武士の情けだった。」

忠吾「しかし、この度のことはあまりに酷すぎます。黒沢に情けを掛けるものは何一つございません。」

平蔵「その通りだ。黒沢は打ち首になってしかるべきであった。」

忠吾「では何故?」

平蔵「忠吾、お前は黒沢が何故あのように他人も己も苛む様な生き方をしていたか存じておるか?」

忠吾「いいえ。」

平蔵「以前の黒沢はな、ごく当たり前の仕事一途の男だった。だが、在る時恋女房に不義を働かれてな。女房に惚れきっていた黒沢は斬り捨てることもさりとて許すこともできず、あんな無残な男になっちまった。どうだい忠吾、この度のことはお前の胸一つに収めておいてはくれぬか。」

忠吾(お辞儀するように頷く。)

*********

平蔵「琴師の歌村清三郎、(黒沢)殺しを請け負った浪人者、そして黒沢、三人の男がお吉の毒に身を滅ぼした訳だ。」

久栄「女の業というものは深いものでございますね。」

平蔵「うーん、まあ、お吉の本音としては、ひっそりと琴師の女房で落ち着きたかったのであろうがな。」

久栄「そうさせなかったのは一体何なのでございましょうか?」

平蔵「それこそ業というものよ。女は恐い。あんな黒沢でも、お吉の広げた網の中ではただただ悶えるばかりであった。」

久栄「お吉はそんな自分の怖さに気付いていなかったのでございましょうか?」

平蔵「いや、それが分かって亭主(清三郎)の前から姿を消したのであろうよ。自分で自分がおぞましくなってな。実に恐ろしきは女子(おなご)だのう。」

久栄「私も女でございますよ。殿様。」

平蔵「う、あ、いやー、そなたは別じゃ。」

久栄「ま!あっははははは」

平蔵「はっはっはっは」(頭を掻く)

**************

さてさて、本当に悪い(恐い?)のは女か男か?

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鬼平犯科帳シリーズⅤ 白根の万左衛門&お菊と幸助

第6話 白根の万左衛門 ☆☆☆

おせき:岡本麗、沼田の鶴吉:石丸謙二郎、雨彦の長兵衛:西田健
白根の万左衛門:岡田英次、梅之助:芝本正

死期が迫ったと感じた万左衛門は、「京都の自分の家に二千両の隠し金があるから、死んだ後は仲間で分けろ」と、おせき、鶴吉、長兵衛の三名に伝えた。
しかし、そこに二千両はなく、床下から掘り出された瓶の中に入っていたのは書付けであった。そこにはこう書かれていた。
一、 殺さず
一、 女を犯さず
一、 貧しき者からは奪わず

平蔵「こいつは万左衛門の遺言だ。
    親の心子知らずとは良く言ったもの。
    おめえたちは最後まで不肖の子であったのう。」
************
久栄「それにしてもその老人は五十に余る手下に囲まれながら、さぞ寂しかったことでしょうねぇ?」
平蔵「いや、そうとも限らんぞ。
    長年共に盗みをしてきた手下どもとの間には、我らの分からぬ結びつきがある筈。まあーそれなりに可愛かったのではあるまいか。」
   「だが、盗みは所詮悪事。体の中には冷たい風が吹き抜けていたであろう。
    まるで笑っているような死に顔だと梅之助(万左衛門の忠実な手下)は申したが、できの悪い手下共を見て苦笑していたのかも知れぬ。
    ハッハッハッハ。
    まぁ、一度話しがしてみたかったなあ。」

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第7話 お菊と幸助  ☆☆☆

お菊:増田恵子(元ピンクレディー)亡き密偵清兵衛の娘
幸助:田中隆三 お菊の夫 足が不自由
伝吉:水上功治 お菊を脅していた。お菊の父清兵衛が密偵(いぬ)になったせいで、盗賊仲間が何人も裏切られたと。

平蔵が甲州へ旅立っていた留守の間に、久栄が大チョンボをしてしまう。

かって平蔵宅で働いていたこともあるお菊は、伝吉に脅かされて、平蔵が留守中にお菊を久栄に会いに行かせる。
お菊は伝吉に言われたとおりに平蔵の留守の期間を確認すると共に、伝吉を自分の亭主と偽り、とある呉服屋に就職するための口添えを頼む。
しかし、伝吉は引き込み役であり、その呉服屋一家は惨殺され金を奪われる。
久栄は平蔵に合わせる顔がないとその後姿を隠したお菊の行方を、おまさたちの力を借りながら必死に探す。

その内に、伝吉が殺害されて発見されるという事件が起きる。そして平蔵も役宅へ帰って来た。

幸助は女房お菊が百姓屋で伝吉と会っているのを目撃し、伝吉がお菊をゆすっていることを知る。そのときお菊は伝吉ともつれ合っていてはずみで酒壺を伝吉の頭部にぶつけてしまった。伝吉はピクリとも動かなくなった。お菊は慌ててその場から逃げ出した。

平蔵たちの捜査により、伝吉を殺害したのは幸助だと分かる。幸助はお菊が逃げ出した後、百姓屋に侵入して倒れていた伝吉を殺害して、一丁ほど離れた川に遺棄したのであった。

***********
平蔵「両人、控えい!」
    「夫婦共々乱心したか。」
    「良いか、ましらの伝吉は盗賊仲間に命を奪われたのだ。
     火付盗賊改め方を雑言を以って誑(たぶら)かすとは不埒千万。
     即刻召し取るべきところ、その方たちの情愛に免じて江戸四方十里ところ払いを命ずる。
     即刻に立ち去れい!!」
お菊「長谷川様。」
************
平蔵「露の情けだ。」
久栄「は?」
平蔵「ざれ唄の文句にもあるではないか。
土手の芝 人に踏まれて 一度は枯れた
♪露の情けで 蘇える♪ とな。
蘇って欲しいなーあの二人。」

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アパート引越し_息子

土日1泊2日の引越し計画を無事終了した。

土曜日:

東京足立区の単身赴任先アパートでセブンイレブンのサンドイッチで朝食を済ませ、マルチビタミン剤を飲んで一日スタート。日テレの報道ワイド番組を観ながら、明日のTBSサンデーモーニングとNHK天地人の録画予約をした。アパート階段室を1階から4階までシュロ箒で掃いた。埃が随分巻き上がったのでしばし換気のために階段ホールの窓を全て開放した。それから着ていた物を脱いで洗濯を済ました。小学館の落語雑誌「昭和の名人」の五代目小さんに目を通す。落語家で初の人間国宝、兵役に従った経歴、「タヌキ(他抜)」、上野蓮玉庵(蕎麦や)、名人芸の鑑賞ポイントなどが勉強になった。昼近くなったので、群馬太田市尾島町の田中製麺所の焼きそばを作って昼食とした。太田は焼きぞばの町である。

1時過ぎに古新聞と雑巾と軍手と電気掃除機とスポーツウエアと缶コーヒーとペットミルクティーとお茶と柿の種持って車に乗り込む。アパート駐車場から息子に電話。出ない。伝言を残して出発。環状7号線を世田谷区方面に向かう。息子住所までは約35km。途中で2度ほど渋滞に遭うが、まず順調に進む。息子に予定より少し遅れると電話を入れようとしたがまた出ない。昼過ぎなのにまだ寝てるのか?しばらく走っていると、息子から電話着信。途中でお昼にマックを買ってきて欲しいと言う。カーナビで路線沿いのマックを検索。近づいたら道路左手のマックを見つけたら入ろうと思っていたが、その店にはドライブスルーが無かったのでスルー。再検索して途中の駅近くのマックがわき道に逸れるが左手にある。立ち寄り、携帯クーポンでビックマックセットとチキンナゲットとプレミアムコーヒーを買う。息子のアパート着は3時近くになった。

今日と明日のスケジュールを確認。引越しや(クロネコ)がダンボールを持って来るまでに時間があるので、新しいアパートのカーテンを求めに車で最寄のダイエーに行った。学生会員割引で最大10%減額すると勧誘されるが、息子がID証となるものを持っておらず、明日再訪することで、目当てのカーテンの柄等だけ決めて、あと夜食の酒とおつまみそれに明日の朝食のまたまたサンドイッチとサラダとバナナを買って息子アパートへ帰宅。

ほどなくダンボールが到着。息子と二人で衣類、食器、調理具、食品等々をダンボール詰めしていった。

それからユニットバス・トイレの掃除、流し台とレンジの掃除。

梱包の仕事が一段落したので、PCと周辺機器を新居へ持っていくこととした。

そのまま近くの焼肉屋(七輪堂?)へ行って夕飯を食べた。

寝巻きに着替えてカップ日本酒を飲んで就寝。寝入りのイビキが酷かった、途中無呼吸症状だったとは、翌日の息子のかみさんへの話。

日曜日:

9時にNTTが新居へ来訪するも、息子携帯電話は知らない番号からの着信を知らせない設定のため気付かず。伝言メッセージが残っていたので10時過ぎに再訪を依頼。

10時家内が群馬から電車で到着。電気、ガス、水道、引越し関係者の来訪は午後なので時間があるからと昨日のダイエーへ。学生メンバー入会手続で思った以上に時間が掛かってしまい昼食時間が無くなった。松屋でどんぶりを買って来て新居で食す。飲み物を買いに行き帰って来ていたらクロネコ屋さん二人と出くわす。予定より早い来訪であった。しかし、これは結果的に作業が早く終わって良かった。

飲み物を飲めないまま引越しスタート。僕一人が現在のアパートに残って引越しやさんに積み出しを指示。途中東京電力さん来訪。1時間半ほどでほぼ積み出し終えた。工具を必要としたベッドの解体にやや時間が掛かった。

荷物が出て行ったアパートの部屋を掃除機をかけ、一部拭き掃除してクリーニング。翌日アパート不動産管理会社が内装の痛み具合等を確認に来る予定だった。

掃除を終えて、新アパートの方へ移動。それから荷物の引越しが終了するまでに約1時間ほど掛かった。洗濯機の設置とベッドの組立てに時間を要した。引越しやさんはベッドのマットレスを外に置いたまま引越し作業終了の確認とサインをと言い出したのには笑った。

引越しやさんが帰った後から暫くがまた一仕事だった。テレビとDVDデッキの配線、パソコンの設定(インターネット接続設定にID,PW等の種類が分からなかったりで少し時間掛かった)、洗濯や物干しの設定、衣類のハンガー掛けetc.

6時半頃衣類ダンボールの一部を残し作業終了。家内がラーメンが食べたいと昼間から言っていたので、最寄駅前の北海道で生まれたトンコツラーメン屋に歩いて出かけた。家内は味噌バターコーンラーメン、息子はトンコツねぎラーメン+餃子+ライス、僕も相当腹が減ってたので、トンコツラーメン+餃子+高菜ライスとした。

帰りにスーパーで少し買い物(ついでに自分のアパート用のシュロの箒もここで新しいのを買った。ハトの糞とかいろいろ吐き出した今の箒はもう大分傷んでいるため。)をして車を停めているところへ行き、息子とはそこで別れた。

家内と二人車に乗り込み帰路へ。途中「息子の部屋の環境が良くなったので、ますます家に帰らなくなるんじゃ(卒業後も含めて)」と、かないが心配を漏らした。「親への感謝の気持ちとか感じてるのかな?」と的外れな応答。いろいろ話しながら赤羽駅を目指した。予定より早く駅に着いたが、21時14分の電車に乗って帰った家内が群馬の自宅に着いたのは22時45分を過ぎていた。僕はそれより1時間前にアパートに帰り着いた。

風呂に入って寝ようとしたが、疲れている割になかなか寝付かず、とうとう午前1時まで起きていた。

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世間では引越しが増えてきているようだ。息子の大学の近くでも早くもいくつかの引越し用トラックが走っていた。

また、買い物に行くと、今度大学に進学するらしき親子連れを見掛けた。こちらもそのように見られたのであろうが。

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鬼平犯科帳シリーズⅤ_市松小僧始末&消えた男

鬼平犯科帳シリーズⅤ 市松小僧始末&消えた男

中村吉右衛門、ナレーター 中西 龍

第4話 市松小僧始末 ☆☆☆☆

おまゆ 長与千種 大柄の上に力持ち。剣の腕も立ち、時折火盗改方改め方役宅に出稽古に来ていた。酒井同心と互角の剣の腕。

市松小僧の又吉 春風亭小朝

又吉「人を好きになるのに訳なんていらねえよ。」

又吉「スリは三遍捕まると死罪。」

おまゆの父親はスリの男と一緒になって改心させるという娘に、百両を出すからそれで5年間夫婦をはり通せたら亭主としてみとめよう。それまでは親でもなければ子でもないという。

平蔵(酒井同心に)「(スリの再犯を犯さないという)超えられぬ坂を越えたかどうか見張れ。三度目は死罪。首を刎ねねばならぬ。」

酒井には又吉は困難な坂を九分九厘越えたかに見えた。

しかし、又吉は兄貴分であった仙之助(河原崎健三)の両手を小柄で突き通した髭の侍を見掛けた時に、その仇をとるために財布を掏り取ってしまった。

おまゆ「お願いでございます。今度限り、今度限りはお見逃しを!」

平蔵「なるほど、又吉はその侍を憎んでいたかも知れぬ。だがな、おまゆ。そいつは口実に過ぎぬ。押し殺していたスリの習い、スリたいスリたいとの思いがたまたまその侍を相手に選んだこと。一度禁を破ってしまえばその後はもう止まることを知らぬ。己の指の動くままだ。何故スリが一度やったらやめられねえか、そいつはスリになってみなきゃあ分からねえ。だがな、大本のところ、おそらく己の指先一つ、おのれの指一つで金持ちの鼻をあかし、世間をあざ笑う喜び、得も言われぬ誇らしさを味わいたいためだろう。こらぁなぁ、おまゆ、たとえどんな事情があるにもせよ、やっぱり病気だ。治らねえ病なんだよ。」

おまゆは平蔵の言葉を静かに重く受け止めた様子。

おまゆは、その直後に家にこっそり帰ってきた又吉を障子を開けて迎え入れるや否や床の上に投げつけて右腕を抑えておいて、自分の右手に持った鉈で又吉の右手の先に振り下ろした。右手指を切り落とされた又吉は激痛に叫び声を上げた。

おまゆ「長谷川様!」

平蔵「おまゆ、手当てをしてやれ。」

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平蔵(自分からの連絡(繋ぎ)を受けて駆けつけてきた酒井たち配下同心たちに向かって)「市松小僧は死んだ。」

おまゆは、平蔵の「スリは治らない病だ。」という言葉を真剣に受け止めながら、それでも何とか又吉を見逃してもらえないかと急ぎ様々に思いを巡らしたことが明らかだ。夫婦の情愛に基づき、自分が亭主を立ち直らせねばならないと一大決心をするのである。平蔵の言葉はある意味ではおまゆを追い込んだ。しかし、おまゆの取った夫婦愛に基づく行動は

平蔵の想定を越えたように見える

あるいは、平蔵は酒井に代わり自分が担当役を買って出たところから既にそれを想定していたとも思われる。しかし、そのシナリオを自ら指揮はできないと考えていた。最後の最後のおまゆを動かす荒療治に賭けたのであろう。

平蔵は「難しい坂を越えた」ことを客観的に示す状況を作り出すことで、誰もが見逃してやることを認めても良いと思えるようにしたのであろう。しかし、そのお目こぼしはすなわち死罪を免れさせることと同じである。中途半端な状況では説得力は無いのだ。

「又吉は指を無くしただけではない。そのことでスリの市松小僧は完全に死んだ。又吉として生まれ変わった後はもはやスリに戻ることは全くないのだ。」との主張が、最後の平蔵の科白に込められている。

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第5話 消えた男  ☆☆☆

高松繁太郎 渡辺裕之 元火盗改方方同心

お杉 斉藤林子

笹熊の勘蔵 佐藤仁哉

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