鬼平犯科帳シリーズⅡ_白い粉&托鉢無宿
松竹ホームビデオ鑑賞。シリーズⅡ 第3話&第4話。
第3話 白い粉
料理人勘助を左とん平、その妻おたみを甲斐智枝美が演じる。
ラストシーンでの台詞。
平蔵「あのおたみにな、『毒を盛った亭主の罪を何と思うか!?』とこう訊いてくれた。
ハッハッハッハ。
その返事がよかったねぇ。
いかにも女だ。その上しっかりしてる。
三年でも四年でも亭主の帰りを待ってるだろうよ。」
彦十「おたみは何と申しましたんで?」
平蔵「ん、ん~ン。フフフフ」
(平蔵の回想)
おたみ「はい。毒を盛りました亭主のこと、
殿様には本当に申し訳ございませんけれど
何事も女房の○○○○ゆえにしてのけたことゆえ
私は嬉しく思っております。」
平蔵「ハッハッハッハ、ハッハッハッハ、ハハハハ」(しばし笑いが止まらない)
* 上記○○○○が聞き取れず。「○○しき」のように聞こえる。「やさしき」では意味が通じない。「危うき」で意味は通じるが発音が違う。後記参考からは「女房のあたし」。しっくり来るのは「女房の身のため」であろうか。
第4話 托鉢無宿
無宿の和尚を井関録之助を夏八木勲、浪人菅野伊助を深水三章が演じる。
旗本の長男であったが、父のためにお家取り潰しとなり、その後乞食坊主をしながら生きている井関録之助。
目的もない今の生き方を良いとは思っていないが、性に合うのか辛いとは思っていない。
品川宿で偶然平蔵と出会う。録之助が気づき、酒井同心を連れた平蔵もびっくりするが、平蔵は録之助の目が生き生きしてたのを見た。
平蔵は家で食事しているときに久栄に自分も録之助のように生きてみたいと、さも録之助が羨ましいと語る。
録之助は盗賊二人のこれから盗みを働く計画の話の一部を偶然聞いてしまい、そのとき二人に気づかれてしまう。
盗賊二人は録之助の殺害を企てるが、かって平蔵と共に高杉銀平の下で剣術の修行をした録之助に撃退されてしまう。
盗賊らは闇の仕事人の元締めに録之助の暗殺を依頼する。
その刺客として送り込まれたのが菅野伊助であった。菅野は反対に録之助に組み伏せられ、覆面を剥がされ招待を知られてしまう。
菅野もまたかって平蔵、録之助とともに剣の修行をした後輩であった。
菅野は武家に生まれたが、妾腹の子として財産ももらず職に就くことも結婚もできないまま浪人となっていた。そしていつしか闇の仕事を引き受けるようになってしまっていたのだった。
当時は武家に生まれても長男でない、次男以下の男子は、養子縁組のくちでもなければ生きていけないような身分制度、相続制度であった。
平蔵も妾腹の子であることが世間にも知られており、ただ跡取りが居なくなってお鉢が回ってきて運良く家督相続することができたものである。
この武家の次男以下の男子の運命の悲哀については、多くの時代小説に物語として取り上げられている。
録之助は平蔵を訪ね、菱ぶりに酒を酌み交わす。自分が襲われたことと菅野のことを平蔵に語る。
録之助は平蔵に盗賊を捕まえるのに協力してくれと頼まれる。
「相手が盗賊だけに命懸けだぞ。」と平蔵に聞かされ、録之助は命懸けの仕事こそ自分がやりたかったことだと言う。
そして同時に不幸な身の上から現在の殺し屋家業に入った菅野にも手伝わせてもらえないかと尋ねる。
平蔵は、「その話は、今度の件が片付いてから改めてしよう。」と取り合わないままとした。
録之助は菅野を訪ね、平蔵に会って話したことを告げる。
また、平蔵が菅野のことについては録之助が関わっている事件が片付いてからにしようと言ったことも伝える。
楽観的に語る録之助のそのことばを聞いて菅野は深く考え込む。
菅野は録之助の殺害を依頼した盗賊を見つけ出し、ある日品川宿にある店から出て行くその男を尾行して斬ろうとする。
同じころ品川宿で自分を襲った盗賊の一人を見つけようと粂八と探索をしていた録之助は、偶然その菅野に気づき後を尾けて行き、菅野の行動を止める。
「あいつを殺しちゃいけねぇ。もう少し泳がしておくんだ。後は俺達に任せろ。」
録之助や部下の働きで盗みの決行日を知った火盗改方は首尾よく盗賊全員を捕縛する。
そして粂八が菅野の家に行ってみると、菅野は見事に腹を切って自裁していた。
その傍には殺しの依頼の代金が手付かずにあり、それを包んだ紙には闇の殺し屋の元締めの名が記されていた。
平蔵は粂八からのその報せを録之助もいるところで受け、直ちに元締め逮捕を命じた。
録之助は平蔵に向かって、「銕(てつ)さんは菅野が切腹するしかないことが分かっていたんだな。」という。
録之助はその後暫く平蔵の前から姿を消したという。
【参考】
松竹DVD倶楽部
http://www.shochiku-home-enta.com/shop/item_detail?category_id=30746&item_id=151742
ストーリー
第3話「白い粉」平蔵の役宅の料理人・勘助は、かつて大の博打好きだったが、女房・おたみとの結婚を機に足を洗っていた。ところがある日、昔の遊び仲間・六蔵に待ち伏せされ、言葉巧みに博打に誘われる。ずるずると深みにはまった勘助は、気がついたら借金の山を作っていた。六蔵は盗賊・霞の小助の配下で、勘助は小助の罠にはめられたのだ。小助は配下の者におたみを誘拐させ、借金とおたみの命をネタに平蔵に毒を盛るよう勘助を脅迫する。悩んだ末、勘助は平蔵の吸い物に毒を入れてしまう。
第4話「托鉢無宿」平蔵は品川宿で異様な風体の托鉢僧と出会った。その男はかつて平蔵と同じ門下で修行をした、剣友・井関録之助のなれの果てだった。ある日、録之助はねぐらにしている神社の縁の下で盗賊の密談を聞いてしまう。それは、盗賊・富五郎の配下で、吉野屋という小間物問屋を装う鍋蔵が、懇意にしている隣の質屋に押し入る算段だった。話を聞いていたことを知られた録之助は、鍋蔵ら盗賊に命を狙われる。録之助は平蔵を訪ね、このことを告げる。そして録之助は平蔵と共に吉野屋を見張るのだが・・・。
キャスト
第3話「白い粉」中村吉右衛門/多岐川裕美/高橋悦史/尾美としのり/藤巻潤/江戸家猫八
ゲスト:左とん平/甲斐智枝美
第4話「托鉢無宿」中村吉右衛門/多岐川裕美/蟹江敬三/柴俊夫
ゲスト:深水三章/夏八木勲
http://onihei.cocolog-nifty.com/edo/2005/05/strongstrong_2afd.html
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コメント
中村吉右衛門 戦争中、新井旅館に疎開したことは有名。秀山と号して俳句をたしなみ、小唄も楽しむ風流人であった。三代目館主と安田画伯と三人で義兄弟の契りを結んだそうですね。はじめまして!・・・お疲れ様です。 1/9書き:修善寺の温泉地:【新井旅館への通勤が厳しいが!?】。第一期ニート時代でしたが早速、由緒ある新井旅館に内定しましたが、通勤メチャ厳しい!【サラリーマン編】 、面白い画像も存分に楽しんで見て下さい。コメント等いただけたら幸いです。自分の【学生編】当過去ブログにも、当時の写真・面白い・可愛い・画像・動画ありますので、時あれば、楽しんで見てやって下さい。
投稿: 智太郎 | 2009年1月11日 (日) 16時55分